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「@X」のユーザーID、元の持ち主から一方的に取り上げていたと判明 英テレグラフなど報じる

» 2023年07月27日 13時40分 公開
[ITmedia]

 「Twitter」から「X」への性急なリブランディングを図っている米Xだが、その公式アカウントに注目が集まっている。「@x」を所有するユーザーがすでにいたことから「変更は難しいのでは?」と思われていたが、26日(現地時間)には、公式アカウントのIDを「@Twitter」から「@X」に変更した。

26日(現地時間)にユーザーIDを「@Twitter」から「@X」に変えた、X公式アカウント

 元の所有者は現在「@x12345678998765」というIDに変わっており、変更後に「終わり良ければ全て良し」とツイート。何かしらX側と取引があったようにも見られたが、実際はユーザーIDを一方的に取り上げられていたと英The Telegraph米Mashableが、本人へのインタビューにて明らかにした。

「@X」の持ち主だったフアン氏のID変更後のツイート

 元所有者は米サンフランシスコ在住の写真家ジーン・X・フアン氏で、2007年から「@x」を所有していた。報道によると、フアン氏は同アカウントを売却する意向があったとしているが、特に事前連絡もないまま、アカウントがXに引き継がれるというメールが「support@twitter.com」から一方的に来たとしている。

 また、金銭的なやりとりは一切なく、Xにまつわるグッズと、経営陣と面会する機会を提案されたようだが、Mashableによると面会はお断りする意向とのことだ。

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