世界最大の暗号資産取引所であるBinanceが日本に上陸した。日本法人のBinance Japanは8月2日、国内居住者向け専用の取引プラットフォームを開設し、利用申込の受付を始めた。
主に暗号資産現物取引および貸暗号資産のサービスを提供する。現物取引では国内初というBNB(Build and Build)など34銘柄を取り扱う。
今後は銘柄数の拡充に加え、将来的に先物取引を含むデリバティブ取引サービスも提供する考え。「日本法令に準拠した形で鋭意準備を進めていく」としている。
Binanceは、「CZ」として知られるChangpeng Zhao氏が立ち上げた暗号資産取引所。取引量は約650億ドル(日次平均)と世界最大を誇る。
国内では2022年11月にサクラエクスチェンジビットコインの全株式を取得し、Binance傘下の取引所として運営すると発表していた。サクラエクスチェンジビットコインは新プラットフォームの稼働に合わせ、社名をBinance Japanに変更している。
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