搭乗型ロボットの開発製造を行うMOVeLOT(東京都墨田区)は8月8日、全高3m以上の巨大ロボットを動かせる操縦席型のアトラクション設備「ROBOT BASE UNIT」の貸し出しを始めた。料金はイベント出演の場合で30万円から(輸送料別、保険必須)。
操縦席を囲むフレームの左右に大きなロボットアームを取り付けたような形状。乗り込んだ人がコックピット内でレバーを操作するとアームを自在に動かせる。
両腕にはトイガンを取り付け、射撃が行える。それぞれ28発まで連続発射が可能で、射程は約10mという。
外部との通信にも対応。ロボットの操縦席で外からの“指令”を受けられる。
MOVeLOTは「ロボットのアニメや漫画の世界に入り込んだような空間の中で、唯一無二の“主人公”パイロットとなり、高さ3m以上ある巨大ロボットに乗り込み、自由自在にロボットを操縦できる」としている。
MOVeLOTは、動作拡大型スーツを開発製造するSKELETONICSのCEOを務めていた廣井健人氏らが今年2月に設立したスタートアップ企業。搭乗型ロボットにこだわり、そのプロデュースや開発を手がけている。
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