米国サンフランシスコのITベンチャー、Tellusとソースネクストが協業し、世界に先駆けて日本で展開することとなった非接触型の寝室見守りデバイス「POM」(ポム)。ミリ波レーダーで寝ている人の睡眠習慣や心拍数までもモニタリングできるという、この製品に見守られてみました。
POMの特徴は、主に以下の3つです。
8月7日から「Makuake」にて先行販売を開始しており、まだまだ期限を残して、すでに応援の目標金額を達成しています。
では、このPOMのどこに期待が集まっているのでしょうか。POMがターゲットとするのは、1人で暮らしている(寝ている)高齢者の見守りです。そこに特化したために実現できたことにPOMのすごさがあります。
これまで高齢者の見守りといえば、カメラ型、センサー型、通報ボタン型のようなものがありました。カメラ型はプライバシーの問題で嫌がる人も多い、センサー型は設置が意外と大変。通報ボタン型は寝ているときの異常に対応できませんし、身につけていないといけません。
これらと比較するとPOMは非接触型で寝室に設置することとなっているので、1日に1回は必ず時間を過ごし、しかも長時間過ごすことになる寝室をモニタリングできます。非接触型ながら、モニタリングを実現できているのは、ミリ波レーダーを採用しているためです。
ミリ波レーダーといえば、それが使われている代表的なものは自動運転的なものを実現している自動車です。自動車であれば周囲の状況を把握するために使われているミリ波レーダーを寝室で寝ている人に使ったのが、このPOMなのです。
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