長崎県は8月17日、県内の地形を計測した3D点群データを掲載したWebサイト「オープンナガサキ」を公開した。営利・非営利問わず利用できる。
同県は3月14日に長崎地区(長崎市、時津町、長与町)の3D点群データを試験的に公開していたが、今回は県内のほぼ全域に拡大した。「自由に活用していただきたい、という思いから県が今までの業務で取得した成果品をクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのオープンデータにした」としている。
公開した3D点群データは、2012年度から2020年度にかけて計測したもの。LAS形式のファイルとして提供する。点密度は4点/m2以上で、場所によって異なる。
3D点群データは「UAV写真測量、地上レーザースキャナなどによる3次元測量によって得られた3次元座標を持った点データの集合」(国土交通省の資料より)。建物や設備などの姿を3次元空間に表現できるため、建設業界の生産性向上などに寄与する。
この記事は、地図と位置情報のニュースを中心とした情報サイト「GeoNews」から転載、加筆したものです。URLはこちら。
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