搭乗型ロボットの開発製造を行うMOVeLOT(東京都墨田区)は、自社開発のロボットを体験操縦できるパイロット証(チケット)を販売するクラウドファンディングを「Makuake」で始めた。支援購入は5000円から。
両国駅から徒歩5分ほどの場所に基地「ROBOT BASE」を設け、油圧式ロボット「EXA」を設置した。支援者はパイロット証を受け取り、現地に行ってロボットの操縦を体験できる。
操縦体験は30分間の貸し切り制。コックピット内のレバーを操作し、人の2倍ほどのサイズがあるロボットアームを自在に動かせる。連射可能なトイガンも取り付けた。ロボット自体の移動はできない。
支援プランは体験操縦する人数などによって9プランを用意した。中にはロボットのパーツに名前を入れる「1年間スポンサー」権が付属するものや、ロボット自体を1機500万円(通常は1000万円)で販売するプランもある。
MOVeLOTの廣井代表は「構想から8年かけたプロジェクト『ロボットのパイロット(主人公)になれる場所』をプレオープンします。これまで世界のどこにも無かったロボット操縦体験を提供します」とっしている。なお今回はプレオープンという位置づけで、少なくとも年内にチケットを一般販売する予定はないとしている。
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