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ThreadsのWebアプリ、ようやく提供開始 引用投稿などは今後可能に

» 2023年08月25日 06時42分 公開
[ITmedia]

 米Metaが7月に公開したテキストベースのSNS「Threads」(日本では「スレッズ」)のWeb版がようやく実装された。本稿筆者のアカウントでも「threads.net」をWebブラウザで開けるようになった。

 threads 1 Webブラウザで開いたThreadsのログイン画面

 基本的なユーザーインタフェースはモバイルアプリとほぼ同じだが、ナビゲーションアイコンの「@」が左上にあることや、「おすすめ」と「フォロー中」の切り替え方法が、「@」をタップするのではなく、左下の方にある「For you」ボタンをクリックすることなどの違いがある。

 threads 2 Webブラウザ版Threadsのフィード画面

 また、プロフィールの編集、InstagramのDMへの投稿、クオート(コメント付き引用ツイートに当たる投稿)、翻訳などができないが、こうした機能は今後追加されていく見込みだ。

 MetaのThreadsチームを率いるトム・ベンダー氏はThreadsで「これは初期のバージョン1だ。チームはモバイルアプリとのギャップを痛感しているが、すぐに改善するだろう」とポストした。

 threads 3 トム・ベンダー氏のポスト。ジェーン・マンチュン・ウォン氏の姿も見える

 Threadsは、Twitter(現X)をイーロン・マスク氏が買収してからのプラットフォームの混乱の中で立ち上げられ、数日で1億人のユーザーを獲得した。その後機能不足などもあり、DAU(1日当たりのユーザー数)は激減した。

 Webアプリは、最も要望の強かった機能の1つだ。

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