元米大統領のドナルド・トランプ氏は8月24日夜(現地時間)、2年以上のブランクを経て、X(旧Twitter)にポストした。
2021年1月6日の米連邦議会議事堂襲撃後にTwitter(当時)にアカウントを凍結されて以来、初となるポストで、自身のWebサイトへのリンクと自分の顔写真をポストした。
キャプションの「MUG SHOT」(マグショット)というのは、逮捕された容疑者が警察署で撮影される人物写真のことだ。この写真は実際に、同日ジョージア州フルトン郡刑務所で撮影され、保安官がメディアなどに公開したものだ。
トランプ氏は2020年のジョージア州での選挙結果を覆す計画を立てた疑いで逮捕された。刑務所に赴いた同氏はマグショットや身体データを取られた後、20万ドルの保釈金をその場で支払い、釈放された。
トランプ氏はポストでさらに、「選挙妨害」「決して降伏しない!」というフレーズを続けた。ポストのリンク先は自身のWebサイトの、2024年米大統領選のための寄付を募るページだ。
凍結されていたトランプ氏のアカウントは、Twitter(当時)を買収してオーナーになったイーロン・マスク氏が昨年11月に凍結を解除したが、トランプ氏は出資しているSNS「Truth Social」を使っているので戻る気はないとしていた。
現在のトランプ氏のXのフォロワー数は約8674万人。米メディアによると、Truth Socialでのフォロワー数は約650万人という。
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