ドナルド・トランプ前米大統領は11月20日(現地時間)、共和党ユダヤ人連合(RJC)の年次カンファレンスに動画で登壇し、米Twitterが2021年に永久凍結した同氏のアカウントを凍結解除したことについての質問に答えた。
トランプ氏は、イーロン・マスク氏がTwitterを買収したことをどう思うか、Twitterに復帰するつもりかどうかという質問に対し、「マスク氏のことは気に入っている。彼は頭がいい」としつつ、独自SNSのTruth Socialの方が「Twitterよりエンゲージメントが強く、真実の声を伝えている」と自賛し、「Truth Socialは非常に非常にパワフルで非常に非常に強い。だから私はここに留まる」と語った。
トランプ氏のTwitterアカウントは復帰直後は誰もフォローせず、フォロワー数も少なかったが、復帰から24時間以上経った本稿執筆現在、フォロー数は49アカウント、フォロワー数は約6000万アカウントになっている。アカウント凍結直前のフォロワー数は約8900万アカウントだった。
トランプ氏は本稿執筆現在、復帰後まだツイートしていないが、同氏はTruth Socialのユーザーに向けてマスク氏によるトランプ氏凍結解除の可否を問う投票で賛成を投じるよう呼びかけていたことが英Daily Mailが公開したTruth Socialの投稿で明らかになっている。
トランプ氏は15日、2024年の大統領選への出馬を表明した。
マスク氏は20日の午後3時過ぎに、トランプ氏がツイートする誘惑と戦っていることを示す画像(コメディアニメ「ファイリー・ガイ」の1シーンを利用したパロディ)を投稿した。
トランプ氏のTwitterに関する発言は、以下に転載した動画の4時間3分目くらいからだ。
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