米Appleは9月5日(現地時間)、同社初のMRヘッドセット「Apple Vision Pro」のOS「visionOS」の開発者向けβ版に、アプリストア「App Store」を組み込むと発表した。
開発者向けβ版は既にリリース済みだが、現行のβ版にはApp Storeが組み込まれていないため、開発者はアプリのテストができない状態だ。
App Storeが組み込まれると、iOSおよびiPadOSアプリがvisionOSのApp Storeに自動的に公開されるようになる。iOSとiPadOSのフレームワークのほとんどはvisionOSにも含まれているため、「ほぼすべてのアプリは変更せずにvisionOSで実行できる」という。
なお、アプリがApple Vision Proでは使えない機能を必要とする場合、App Store Connectはアプリに互換性がないことを示し、そのアプリはvisionOSでは利用可能にならないとしている。
visionOS βへのApp Store追加時期は「今秋」となっている。
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