米Appleが9月12日(米国時間)に「iPhone 15」シリーズを発表した。6.1インチの「iPhone 15」「iPhone 15 Pro」と、6.7インチの「iPhone 15 Plus」「iPhone 15 Pro Max」の4機種。従来モデルと比べながら、新機能や注目ポイントを紹介する。
ベースモデルであるiPhone 15から見ていこう。6.1インチの無印と6.7インチの「Plus」という布陣は昨年と変わらないが、中身については正直ほとんどアップデートされなかったiPhone 13→14からすると、今回のiPhone 15はいくつかの大きな変更が加えられている。
まず外見の変化だが、明確に変わったのがインタフェースの刷新で、11年ぶりにLightning端子からUSB-Cに置き換わった。EUのいわゆる「USB-C法案」に対処する形で導入されたものと考えられるが、おかげでMac、iPadに続きiPhoneもUSB-Cで統一されることになった。ただし、転送速度は14のLightningと同じUSB 2(最大480Mbps)なので、データ転送を高速化したいニーズには対応できていない。
その他、「iPhone 14 Pro」に搭載されていた「Dynamic Island」が無印/Plusにも降りてきた。ここにはインカメラやFaceID用のセンサーが集まっているが、いわゆるただのパンチホールにしておくのではなく、新たなインタフェースとして使おうという試みだ。別のアプリを使っていても、音楽の再生や通話などのステータスが常時Dynamic Islandに表示され、タップすればすぐにアクセスできる。
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