電動キックボードなどのシェアリングサービス「LUUP」を手掛けるLuup(東京都千代田区)は9月29日、料金改定を発表した。10分以上乗車する場合、既存のプランより割安になる他、月額3000円のサブスクリプションプランも用意する。
これまでは基本料金50円に加え、1分ごとに15円が課金されるシステムだったが、11月1日の正午以降、30分ごとに200円に変更する。以前のプランでは10分で200円、30分では500円と長時間のライドには向かない料金体系だったが、今後は10分ライドしたときと同じ料金で30分まで乗れるようになる。
サブスクリプションプランは、月額500円と月額3000円の2プランを用意。月額500円のプランは利用時に100円割引するもの。月額3000円のプランは最初の利用30分間が無料となるもの。1回の利用が30分を超えると時間分の料金が発生するものの、プラン期間内であれば何回でも割引が適用されるという。
サブスクリプションは先行体験プランを11月1日から提供。自動更新なし、1カ月買い切りのプランという。本提供は12月以降としている。
新しい料金体系は、東京、京都、横浜、神戸、名古屋、広島の6地域。電動キックボード、電動アシスト自転車ともに同じ料金だ。なお大阪や宇都宮などそれ以外の地域では、現行の料金体系を維持する。一方、サブスクリプションについては先述の6地域に加え、大阪でも展開(宇都宮などは対象外)する。
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