生成AIを使っていると、特定のポーズであったりプロンプトでは指示に限界があるシチュエーションも出てくる。そこで、使いたいポーズの参考画像を読み込ませ、ボーンを摘出してからそれを生成画像に適用する技術も登場した。それが「Project Poseable」だ。
いわばAdobe版「ControlNet」とも言えるもので、人物写真からポーズを抽出し、一度人物の3Dモデルにそのポーズを適用させる。細かいポージングや画角などを調整し、生成AIに出力させることで狙った通りのポージングが実現する。一度3Dモデルにポージングを決めさせることで、特定のシーンなど、奥行きと遠近法の整合性が取れた状態で生成できるとしている。
デモでは、椅子に座る女騎士のポーズを3Dモデルで指定し、それに沿った形で画像を生成していた。また、カンフーのポーズを取る少年からポージングを抽出して3D化。画角を調整し、こちらも狙ったポーズで画像の生成に成功していた。
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