米X(旧Twitter)は10月17日(現地時間)、投稿可能な新規アカウントに対して少額課金するプログラム「Not A Bot」のテストを、ニュージーランドとフィリピンで開始した。
読み取り専用アカウントなら無料だが、書き込みたい場合は年1米ドル相当を支払う必要がある。スパム・ボット対策のための施策としている。同社は「テストの結果を近々お知らせする」としている。
両国で作された新規アカウントはまず、電話番号認証が必要。他ユーザーのアカウントをフォローしたり、投稿を読むだけなら無料でアカウントを利用できるが、投稿やリポスト、返信などを行う場合は、現地通貨で年額1ドル相当の支払いが必要だ。
Xのオーナーであるイーロン・マスク氏は9月、ボット対策として、「Xシステム利用料を少額課金する方向に移行している」と、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とのライブストリーミングの対談で話していた。
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