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生成AIの「フェイク画像」も見分けられる? 「コンテンツクレデンシャル」を実際に試して見えた“死角”小寺信良の「プロフェッショナル×DX」(3/5 ページ)

» 2023年10月25日 12時30分 公開
[小寺信良ITmedia]

 書き出しを行なうには、Photoshopの環境設定で「コンテンツ認証情報(Beta)」の「ドキュメント設定」と「書き出し形式オプション」を設定する必要がある。画像に情報を書き込む場合は、ネットでよく使用されるJPGとPNGに限られる。ただニュースサイトでは最近WebPを採用するところも多く、こちらの対応も望まれるところだ。

書き出し時の設定も行なう

 「書き出し形式…」のところでも情報の書き出しがコントロールできるので、一応そこも確認しておく。現時点では非常にチェックするところが多い。

書き出し時にもまた確認

 この状態でJPEGで書き出しした画像が、以下のものだ。

CAI情報を付加した画像(クリックで原寸大表示)

 データは入っているが、画像的には何も違いはない。透かしのロゴなどが入るわけでもない。この画像をCAIのVerifyサイトで「新しいファイルを確認」のページにドラッグ&ドロップすると、この画像の来歴が確認できる。

Verifyサイトで来歴が確認できる

 制作元として筆者の名前とソーシャルメディアのアカウントが付けられている。また制作ツールとしてPhotoshopの名前と、大まかにどんな加工をしたのかが表示される。

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