KDDI、渋谷未来デザイン、渋谷区観光協会は10月27日、「バーチャルハロウィーン2023」を31日まで開催すると発表した。発表会には渋谷区の長谷部健区長も駆けつけ、「渋谷のハロウィーンイベントは、バーチャルで楽しむことがスタンダードになっていくことを期待しています」とした。
4年目を迎えるバーチャルハロウィーンのテーマは「Stay Virtual」。女性アイドルグループ「FRUITS ZIPPER」のファンミーティングや人気声優の悠木碧さん、小野坂昌也さんらとも交流できるハロウィーンパーティー、バラエティー番組「有吉の壁」に出演した通称“壁芸人”によるトークイベントなどを企画している。
KDDIのメタバース「αU metaverse」に設ける会場では、アーティストや配信者(ライバー)と交流できるイベントを実施。「過去最大規模のライバーが集結し街中でライブ配信を実施したり、新しくオープンするバーチャルカラオケボックスでライバーとファン、またユーザー同士でリアルのようなカラオケが楽しめる」としている。
例年、ハロウィーンの時期には大勢の若者や外国人が集まり、ゴミ問題や安全面を懸念する声も増えた渋谷駅周辺。今年は新型コロナウイルスの5類移行後、初めてのハロウィーンということで警戒を強めている。
長谷部区長は9月の会見で、22年に韓国ソウルのイテウォンで発生した雑踏事故を念頭に「事故が起きてもおかしくないと非常に危惧している。ハロウィーンを目的に渋谷駅周辺に来ないでほしい」と呼び掛け、注目を集めていた。
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