産業技術総合研究所(産総研)が、財務会計システムを刷新し、米OracleのクラウドERP「Oracle Fusion Cloud ERP」を導入する。従来のシステムでは、業務ごとに複数の別システムを使い分ける必要があり、データ連携などに問題があった。そこで、Oracleのサービスに一本化した上で再構築するという。日本オラクルが10月26日に発表した。
新システムの構築はアクセンチュアが担当する。日本オラクルによれば、産総研は「原則としてクラウドサービスのマネージドサービスかSaaSを利用する方針だった。さらに、トラフィックの急増時などにリソースを追加できるソリューションを求めていた」といい、条件に合うサービスとしてOracle Fusion Cloud ERPの採用に至ったとしている。
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