ユーキャンは11月2日、第40回となる「新語・流行語大賞」のノミネート語30個を発表した。IT関連用語では、「X」や「生成AI」「チャットGPT」「電動キックボード」などがノミネートされた。トップテンや年間大賞は12月に発表予定。
Xは、イーロン・マスク氏らによって変わった旧Twitterブランドのこと。4月ごろ、米Twitter社はマスク氏が保有する「X Corp.」という名前の企業に統合され、7月にはSNS「Twitte」の名称が「X」になった。サービスロゴも青い鳥から黒いXに変わり、注目を浴びた。
生成AIは、2022年ごろから急激に広がったAI技術の通称。文章や画像、動画、音楽をプロンプトを入力するだけ、かつ短い時間で作成できることから話題になった。中でも米Open AIのAIチャットbot「ChatGPT」はその代表格として知られ、ソフトバンクグループ代表取締役会長兼社長の孫正義氏は「まだChatGPTを使ってない人は人生を悔い改めた方がいい」と言い切ったことで注目を浴びた。
電動キックボードを巡っては、7月1日から改正道路交通法が施行され、16歳以上は免許不要で乗れるようになった。一方、飲酒運転や危険走行など、交通トラブルも相次いでいる。
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