サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」が11月1日に50周年を迎え、ARプロジェクトなど新たな活動を相次いで打ち出した。一方で公式YouTubeチャンネルで過去動画の一部が非公開になるなど、ファンが胸を痛める事態にもなっている。
サンリオは50周年を機にハローキティのTikTokアカウントを開設する他、1日から東京・渋谷を皮切りにロンドン、パリ、台湾、ニューヨークの5都市を訪れる「ARプロジェクト」を始める。メタバースプラットフォーム「ROBLOX」と「ZEPETO」にも本格参入する。
一方で1日からハローキティの公式YouTubeチャンネルでは過去動画の一部が表示されなくなった。50周年を機にハローキティが“声変わり”することに伴う措置とみられるが、それに気づいたファンから「これまでの動画は残してほしい」「過去がなくなるのはさみしい」と惜しむ声がX(旧Twitter)などで相次いだ。
今回の施策についてサンリオは、「ハローキティの公式YouTubeチャンネルでは、既に50周年の企画が始まっています。新しい、楽しい動画にご期待ください」と話す。また「ハローキティを含むサンリオの一部キャラクターの声は、キャラクター自身が話していますことをご理解いただきますようお願いいたします。サンリオのキャラクターたちを支えてくださっている皆さまにいつも感謝しています。引き続き応援のほど、どうぞよろしくお願い致します」としている。
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