米OpenAIは、同社のテックカンファレンス「OpenAI DevDay」で発表した、ノーコードでオリジナルの「ChatGPT」が作成できるカスタムツール「GPTs」を全てのサブスクリプションユーザーに開放した。同社のサム・アルトマンCEOが11月9日(現地時間)、X(旧Twitter)でポストした。
GPTsは、プロンプトで対話しながらオリジナルのChatGPTを構築できる機能。「Web検索や画像作成、データ分析などと同じくらい簡単」としており、例えば子供に算数を教えたり、スタンプをデザインしたり、ボードゲームのルールを簡単に説明したりできる専用ChatGPTを構築できる。Enterpriseユーザーであれば、社内チュートリアルツールなどの作成も可能だ。
作成したオリジナルのChatGPTは他のユーザーにも共有できる他、専用のストアも用意。さまざまな用途に合わせたChatGPTを利用するだけでなく、自身で作成したChatGPTを販売することもできるという(11月中にオープン予定)。GPTsの売上の一部は開発者に分配する計画だ。
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