米Metaは、7月に提供開始したSNS「Threads」の投稿を自動的に同社のInstagramとFacebookでも表示する機能を、ユーザーがオプトアウトできるようにした。特に発表はないが、Threads上で11月12日ごろから話題になっており、ヘルプページにもオプトアウト方法の説明が掲載された。
Metaは8月、Threadsの投稿をFacebookとInstagram(以下「ファミリーアプリ」)でも表示するテストを開始した。Threadsのプロフィールを公開設定にしていると、ポストがファミリーアプリにも表示されてしまうことがあった。このポストを見たファミリーアプリのユーザーをThreadsに誘導する仕組みとみられる。これまではユーザーがこれを回避する手段がなかった。
Threadsのポストをファミリーアプリで公開しないようにするには、Threadsアプリの右下のプロフィール画像→右上のメニューアイコン→[プライバシー設定]に追加された[他のアプリで投稿をおすすめする]→「投稿のおすすめを次で許可」で公開したくないアプリのトグルをオフにする。(初期設定はオンになっている。)
Threadsは、競合するTwitterがXとなった混乱の中、急速にユーザー数を伸ばした後、やや停滞気味だ。Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは直近の業績発表で、ThreadsのMAUは1億人弱だと明らかにした。
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