米Googleは11月15日(現地時間)、「Googleマップ」の3つの新機能を発表した。本稿執筆現在、2つの機能は筆者の環境でも既に利用可能になっている。
経路検索に「オプション」が追加され(下画像左端)、これをタップすると「移動オプション」画面で「優先する移動手段」、「経路オプション」、「複数の移動手段」というオプションを設定できるようになった。
経路オプションは初期設定は「最適ルート」になっているが、「乗換が少ない」「徒歩が少ない」「車椅子対応」「料金が安い」のいずれかに変更できる(下画像中央)。
また、選択した経路の表示では、乗換ホームや出口の番号、出口から目的地までの徒歩時間などが表示されるようになった(下画像右端)。徒歩の表示をタップするとそのままナビ画面を表示できる。
駅の出入り口や徒歩ルートの情報が表示されるのは、東京を含む世界の約80の都市のみだ。向こう数週間以内にモバイルアプリで利用可能になる。
Googleマップには2017年からお気に入りのスポットを保存し、共有するリスト機能がある。新機能として、リストのアイコンを桜の花やスケート靴などの絵文字にカスタマイズできるようになった。マップ上でその絵文字が表示されるので、よりわかりやすいだろう。
共有したリストでは、共有メンバー全員がリスト上のスポットに絵文字で投票できるようになった。グループ旅行で見学したいスポットの優先順位をこれで決められそうだ。
この機能も向こう数週間中にモバイルアプリで利用可能になる見込み。
レストランなどの「クチコミ」や投稿された写真や動画に対しては、現在は「役に立った」「役に立たなかった」のいずれかのフィードバックしかできないが、絵文字で反応できるようになる。
この機能は同日からモバイルアプリで利用可能になる(とのことだが筆者のモバイルアプリではまだ表示されない)。
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