もちろん小型で廉価なモデルってことで中堅クラスに比べて劣る面もある。シャッタースピードは最速で1/4000秒止まり(電子シャッター時で1/8000秒)だし、メカシャッターが電子先幕シャッターしかないし、相変わらずメカシャッター音がカシャンとうるさいし、連写速度はそれほどでもないし、EVFはいくらか見やすくなっているとはいえハイエンド機のを覗いちゃうと見劣りするし、メディアスロットは1つしかないし。
実はAWBのクセもちょっと気になってる。
でも、普段使いならその辺の弱点は気にならないのだ。
ただ、ボディが小さいフルサイズセンサーとなるとレンズを選ぶ。せっかく小さなボディを選んだのに、レンズが太くて大きくて重かったら気軽に持ち歩きたいというニーズから外れる。
ただレンズキットになっているFE 28-60mmはとにかく薄くて軽くて携帯性は高いのだけど、その分スペックが弱い。60mmでF5.6はちょっとなあと思う。
では常用標準ズームレンズをどうするか。
焦点距離的にはソニーのFE 20-70mm F4が良かったのだが、α7C IIにつけるとちと太い。約488gは軽量でいいにしろ、フィルター径72mmである。どれがいいかと聞かれたらこれを勧めると思うけど、もうちょっと細身のが欲しい。
で、いいレンズはないかなと探したら、シグマの「28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary」が目に止まったのである。
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