当方、その仕事柄、10万円以下のエントリー向けから100万円コースのフラッグシップ機までデジタルカメラを試用する機会が多いのである。だから、フラッグシップ機のすごさはよく知ってるし、エントリー機の頼りない感じも知ってる。
人それぞれ撮影スタイルや主に撮りたいシーンがあり、最適な機材というのは変わってくる。カメラのフラッグシップ機はプロが過酷な現場で使うことを前提にしているので、結果として高価で大きく重い。腰がつらい。エントリー機は軽くて操作も分かりやすいけど、コストダウンの影響で頼りなかったり随所で性能的に劣るところがある。
カメラ選びって、仮に懐具合に余裕があったとしても悩ましいものだ。
と、こんな話から始めたのは、先日カメラを買ったからである。
いや、機種変したというのが正しいか。
ソニーの「α7C」を「α7CII」に買い換えたのだ。旧機種を下取りに出して新機種を購入したので、実質機種変。
選んだのはフラッグシップ機でも何でもない、エントリーモデルである。
いやあ新しいカメラっていいですな。レビューしてるときは完全にレビュワー視点で使ってるから細かくチェックしながら撮影してるんだけど、プライベートで使うとなると話が別。
楽しい。
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