ロボット開発を手掛ける中国SenseRobotは12月20日、家庭向け囲碁ロボット「SenseRobot Go」を発表した。盤面を認識するカメラや、碁石を保持できるロボットアーム、碁を打つAIを備えており、人間と対戦できる2024年1月5日から高島屋などで発売予定で、価格は16万5000円。
ロボットは、白くて角の丸い立方体に、モニターを兼ねた頭部や、ロボットアームがくっついているような形状。棋士のレベルに合わせて、AIの対戦レベルも調整可能。例えば、初心者ならば碁盤の大きさを9路盤と13路盤から始められ、正式の大きさである19路盤ではプロ棋士の最高位である九段を超える能力など24段階の対戦レベルに対応している。
専用スマートフォンアプリも提供し、ユーザーは棋譜を確認しながら棋力を分析することもできるという。今後は、SenseRobot Goが代理で石を配置することで、離れたユーザー同士の対戦を可能にするオンライン対局機能も導入する予定。
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