本体の両サイドは閉じておらず、ゴムで絞る袖口のような構造になっています。ここから手を突っ込んでぬくぬくとするわけです。
ポータブルバッテリーは側面のポケットに入れます。ポケットの内側にUSB(Type A)のオス端子付きケーブルが出ているので、外にケーブルが露出することはありません。今回はAnkerの薄型タイプを入れました。ポケットは反対側にも付いていて、スマホや財布程度なら問題なく入ります。
しばらくプレイして、手が冷えきったらバッグに突っ込みます。その瞬間を例えるなら、家に帰ってこたつに手を入れたときの心地よさ。手を包むように全体が暖まり、指先までポカポカです。なにしろヒーター内蔵ですから、使い捨てカイロや手袋とは別次元の温かさです。
温度設定は3段階あり、最も高い設定にすると、しばらく手を入れていると暑く感じるくらいになります。実はこのパワーが重要なポイントで、再び画面操作が必要になった時、寒風吹きすさぶ外に手を出すことに迷いが生じません。
難点は、電源ボタンが派手に光ること。夜中にはかなり目立つので、普段はボタンが内側(身体の側)にくるようにして使っています。それ以外は概ね満足な買い物でした。
今回のヒーター内蔵ポーチは、寒空の下でスマホ操作など手先を使うことが多い人、あるいは釣りやキャンプなどアウトドア趣味の方にもオススメです。今年の冬の寒さは、こいつと一緒に乗り切りたいと思います。
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