ユニクロは1月16日、中国発のファッションブランド「SHEIN」を展開するRoadget Business、Fashion Choice、SHEIN JAPANの3社を提訴したと発表した。ユニクロが販売する「ラウンドミニショルダーバッグ」の模倣商品を販売し、不正競争防止法に違反していると主張している。訴訟の申し立ては2023年12月28日付で東京地方裁判所に提出済み。
ユニクロは「SHEINが販売する模倣商品の形態が当社商品の形態に酷似しており、SHEINによる模倣商品の販売が、ユニクロブランドや当社の商品の品質に対する顧客からの高い信頼を大きく損ねていると判断した」と説明。模倣商品の販売の停止と、損害賠償を求めている。
SHEINはファッション通販サイトを展開しており、品ぞろえの豊富さや商品価格の低さから、若い世代を中心に関心を集めている。一方過去には、SHEINが自社のブランドの模倣商品を売っているとして、ラルフローレンなどの複数の企業が著作権侵害などの訴訟を提起したと、米ウォールストリートジャーナルが報じていた。
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