米Masimoと米Appleとの特許紛争に関連し、Apple Watch Series 9とUltra 2が米国内で販売停止措置を受けた件について、米9to5Macなどが、同製品の血中酸素濃度センサーを無効にすることで、販売を継続できると伝えている。
全米最大規模の知的財産専門法律事務所Knobbe Martensが、連邦巡回区控訴裁判所へ提出した資料の中で判明したもの。米国税関・国境警備局は、Apple Watch Series 9/Ultra 2の血中酸素濃度センサーを無効することにより、Masimoの特許を侵害していないと判断し、輸入禁止の範囲外であると決定したという。
1月12日に米国税関・国境警備局は、この変更を承認。Appleは、米国向けにセンサーを無効にしたApple Watchの出荷を開始しているという。なお、これは米国で販売されるモデルのみの変更になるとしている。
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