米Googleは1月17日(現地時間)、Android端末向けの新たなAI採用検索方法「Circle to Search」(日本では「かこって検索」)を発表した。韓国Samsung Electronicsの「Galaxy S24」シリーズ発表イベントで披露された。
この機能で、スマートフォンの画面上の気になるアイテムを指やスタイラスでタップしたり、囲ったり、粗く塗りつぶしたりして選択することで、関連情報を得ることができる。Circle to Searchという名称はアイテムを囲むことに由来するようだ。
昨年2月にアップデートした画像検索機能「Google Lens」の検索対象の選択方法がより手軽になったかたちだ。
ChromeブラウザやSNS、YouTubeアプリなどで気になるアイテム(製品や見慣れない単語など)を見つけたら、ホームボタンを長押しし、画面に検索枠を表示させた状態でアイテムを指やスタイラスで選ぶと、検索結果が表示される。
検索結果はアプリを離れずに表示されるので、調べた後そのままアプリを使い続けられる。
検索画面からはGoogle Lensと同じなので、マルチ検索も可能だ。マルチ検索は、画像にテキストを追加して検索する方法だ。
Circle to Searchは、まずは1月31日に、Galaxy S24シリーズと「Pixel 8」シリーズを含む一部のAndroidスマートフォンで日本語を含むすべての言語と地域で利用可能になる見込みだ。
【更新履歴:2024年1月18日午後18時40分 記事公開後、Google日本法人が日本での名称を「かこって検索」としたという公式ブログが公開されたため、タイトルを含めて名称の部分を修正しました。】
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR