リリースからそれまでの1年9カ月で2350本しかダウンロードされていなかったスイカゲームは、その後爆発的に広がりを見せ、1カ月で100万ダウンロードを達成。動画配信から1カ月半後の10月末には300万、1月23日時点で597万ダウンロードに達している。
このヒットを受け、Switchの「2023年 年間ダウンロードランキング」で1位を獲得。しかしこのヒットについて、岡本さんは自社による仕掛けではないと語る。
「あるときスイカゲームが急に売れ始めたことに気付いたので調べたところ、明らかにダウンロード数が上がっている日がありました。その日を調査すると、動画配信がありました。YouTubeやOPENRECなどいろいろなサイトで、『こんなゲームがある』と紹介していただいたのが、ダウンロード数が伸びた最初のきっかけでした。その後、HIKAKINさんやはじめしゃちょーさん、有名VTuberさんなど、視聴者の多い方々が追随して配信してくださってからは、もっと急速に伸びていきました」(岡本さん)
しかしその一方で、「スイカゲームをプレイしたいけど、プロジェクターもSwitchも持っていない」という声が聞こえてくるようになる。さらにスマートフォンのアプリストアには、スイカゲームに似せたアプリが多数登場。注意喚起をしなければならない状況になった。
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