ITmedia NEWS >

1年9カ月で2350本→5カ月で累計682万本 「スイカゲーム」開発元が語ったヒットの裏側とAndroid版の計画知らないと損!?業界最前線(4/6 ページ)

» 2024年01月27日 07時00分 公開

ネットの声に応えてiOS版の開発がスタート

 突然のスイカゲームのヒットに合わせて、社内ではiOS版の開発がスタートした。これは「スマートフォンでプレイしたい」というユーザーの声に応えるためだったという。

 「スマーフォン版のスイカゲームを開発するにあたって、スピード感を重視するため、まずはiOS向けだけを開発することにしました。Android版と同時に開発する方法もありますが、スマートフォン版がSwitch版のようにはヒットしない可能性も考え、また日本ではiPhoneユーザーが多いこともあり、iOS版だけを開発することにしました」(岡本さん)

iOS版のスイカゲーム。果物の落下や跳ね方などのアルゴリズムは、全プラットフォーム版で共通となっており、夢中になってプレイしてしまう。App Storeのカジュアルゲームのランキングでも1位となっている(1月23日現在)©2024 Aladdin X Inc.

 iOS版の開発は、スイカゲームがヒットした23年10月末にスタート。移植はスムーズに進み、約2カ月で開発は完了。1月1日にiOS版が公開された。公開後約2週間で、iOS版のダウンロードは85万(1月21日現在)を突破。100万突破も視野に入っているという。

 そして岡本さんによれば、現在、Android版への要望が高まっているという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.