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小型軽量レンズの時代がキター! 「CP+2024」でみえたデジカメ最新動向荻窪圭のデジカメレビュープラス(4/5 ページ)

» 2024年02月23日 14時30分 公開
[荻窪圭ITmedia]

他社の新レンズも

 他のブランドもチェック。

 タムロンは23年10月に発売となった「17-50mm F/4 Di III VXD」に注目。これ、超広角からのズームレンズで開放F値はF4.0通しながら約460gと軽量でコンパクト。ソニーのEマウント用だ。

 小型軽量をアピールするレンズはたいていα7C IIに装着していた。小型ボディに似合うレンズなのだ。他にも同シリーズの小型軽量ズームレンズあり。

Eマウント用の「17-50mm F/4 Di III VXD」。超広角から標準域のF4ズームレンズ

 OM SYSTEMは、「OM-1 Mark II」とともに発表した「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS」。

 35mm判換算で300-1200mm相当の超望遠で重さは2065gと約2kg。手ブレ補正も優秀なので、手持ちで撮れる超望遠である。

なんと1200mm相当を手持ちで撮れる超望遠ズーム。OM-1シリーズの強みを生かすレンズだ

 同時に、ミラーレス一眼初期からの小型超広角ズームの「9-18mm」もリニューアルされたが、光学系は従来と変わらないそうだ。

 小型軽量でユニークなレンズといえばケンコー・トキナーのミラーレンズ。1年前に出たレンズだけれども、300mm F7.1でこの小ささ。

これで300mm! ポケットに入る望遠レンズである。600mmと900mmもラインアップ

 他に600mmと900mmがある。昔からある反射光学系を使った小型レンズだが(絞りは固定でマニュアルフォーカス)、それにしてもこの小ささ軽さはインパクトがある。APS-Cサイズセンサー用なので、35mm判換算だとそれぞれ450mm相当、900mm相当、1350mm相当になる。

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