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小型軽量レンズの時代がキター! 「CP+2024」でみえたデジカメ最新動向荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/5 ページ)

» 2024年02月23日 14時30分 公開
[荻窪圭ITmedia]

シグマは手持ちで撮れる500mm!

本社から運んだという数千冊の写真集も展示し、さながら世界写真図書館のようになっていたシグマブース

 そして、CP+前日に発表されたのがシグマの2本のレンズ。1本は15mmの対角魚眼でF1.4という驚異的なスペックの「15mm F1.4 DG DN DIAGONAL FISHEYE | Art」で、主に星景撮影に向けて開発されたそうな。

 そういうレンズなので、小さくも軽くもない。

なんと対角魚眼でF1.4という驚異的なスペック

 注目はもう1本の「500mm F5.6 DG DN OS | Sports」だ。500mmでF5.6という超望遠ながら、重さは1370g。500mmってことを考えるとすごく軽くてコンパクトなのだ。

 ぱっと見は前方が太くて大きいけど、これは先端のレンズ径が大きいこととそれにともなってフードも太いため。

 鏡胴部分は細くて構えやすいし、何より軽い。

フードが大きいのでそう小さくは見えないが、500mmF5.6とは思えない小ささ・軽さだ
シグマブースのステージで500mm F5.6について解説する山木社長。スクリーンの絵を見るとその小ささが分かる
重さと長さについて解説中

 手持ちで撮れる500mmである。Webサイトには「ハンディサイズの500mm」とある。対応マウントはLマウントとそソニーのEマウント。

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