バンダイナムコエンターテインメントは3月19日、スマートフォン向けアプリ「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」(デレステ)のゲーム内に、既存の第三者作品に類似した表現が見つかったと発表した。同社は謝罪の上、表現を修正した。
問題になったのは5日に発表したキャラクター「[フローリア・フロイライン]神谷奈緒」。キャラクターイラスト内にくぎバットが描かれていたが、SNSではその見た目が既存の作品に類似するとの指摘があった。キャラクターのせりふ内にも、既存作品で用いられている「フローラル釘バット」という文言があった。
バンダイナムコエンターテインメントは「既存の第三者作品に類似した表現が一部含まれていた」と事実を認めている。同氏は既存作品の制作者と協議の上、表現を修正するとしており、すでにゲームに登場する「フローラル釘バット」という文言を「ロマンス釘バット」に変更した。キャラクターのボイスも修正するという。
「当該作品の制作者様ならびにお客さまへ多大なご迷惑をおかけしましたこと、調査結果のご報告までにお時間をいただいたことにつきまして、深くおわび申し上げます」(バンダイナムコエンターテインメント)。今後は、イラスト発注・納品時のチェック体制をより強化して、再発防止に努めるとしている。
同社は2023年1月にも、「THE IDOLM@STER MILLION LIVE!」の公式グッズの一部で、ニコニコ大百科のファンアートのイラストを参考にデザインしていたものがあると判明。同社は謝罪し、グッズデザインを変更していた。
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