ANAは4月10日、国際線における機内インターネット「ANA Wi-Fi Service」のサービス拡充を発表した。2024年夏より、ANA Wi-Fi Serviceの無料提供をビジネスクラスにも拡大。24年度中には、プレミアムエコノミーおよびエコノミークラスでも一部無料化する予定だ。
同サービスは、フライト中もスマートフォンやタブレット端末などの無線LAN接続可能な端末でインターネットにアクセスできるもの。プレミアムエコノミーおよびエコノミークラスでも、ANA Wi-Fi Serviceを通じたテキスト通信で、ソーシャルメディアやメールなどでのテキストメッセージの送受信が無料で利用可能となる。
14年に国際線で導入し、18年4月から国内線全席で、同年6月から国際線ファーストクラスで無料提供している。現在、国際線ビジネスクラスやエコノミークラスなどでは有料で提供しており、料金は機種によって異なるが、30分4.95ドルから利用できる。
なお、B777-300ER(THE Room非搭載機)3機は、機内インターネットサプライヤーが変更となるため、準備が整い次第別途サービスを開始する。B767-300ER(202席)6機については、サプライヤーであるスイスSITAの事業撤退により5月末に機内インターネットサービス自体を休止することから、サービスを利用できないとしている。
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