もうタイトルでオチがついているのだが、せっかく記事を開いていただいたのでもう少し話そうと思う。
記者はITmedia NEWSでクラウド専門コーナー「Cloud USER」を担当している。この場合のクラウドはAWSなどのクラウドインフラを指す。で、同コーナーでは政府共通のクラウド基盤「ガバメントクラウド」が結構読まれる話題で、記者も積極的に情報収集をしている。
ガバメントクラウドとは、政府やデジタル庁が主導するデジタル改革の一つ。かみ砕いて説明すると、自治体の主要なシステムを動かすための共通したIT基盤のことだ。施策の意義や課題など詳細は記者の過去記事を参照してほしい。
で、そのガバメントクラウドは俗に“ガバクラ”と呼ばれることもある(情報がガバガバになるみたいで印象が良くないという批判も聞くが)。記者もSNSなどで情報収集するときは「ガバメントクラウド」だけでなく「ガバクラ」で検索して、最新動向や議論を追っている。
なのだが、最近急にガバクラに関する投稿が増えた。それも、あまり自治体の動向に関心がなさそうなアカウントによる投稿が。一体どういうことだろうと調べたところ、どうやら「ガールズバンドクライ」というアニメがあり、それも“ガバクラ”と呼ばれていることが分かった。
ガールズバンドクライは4月から放送しているアニメ。名前通りガールズバンドを扱ったドラマで、タイトルにある単語の頭文字を取ってガバクラと呼ばれているらしい。
未視聴の立場で忍びないが、SNSで流れてくる評判も前向きなものが比較的多い。今後人気が高まれば、ガバクラ=アニメになっていくかもしれない……と思ったのだが、公式Xアカウントによれば公式な略称は「ガルクラ」とのこと。
一方で、ファンの中には「ガバ泣き」と呼んでいる人もいるらしい。個人的には「ガルクラ」か「ガバ泣き」呼びだと、ガバメントクラウドと棲み分けができて双方幸せなんじゃないかと思う(アニメはこれから見ます)。
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