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家電を共通のバッテリーで動かすと何が便利? 山善「バッテリー家電」の狙い(2/2 ページ)

» 2024年05月16日 17時20分 公開
[ITmedia]
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工事不要で設置できる「コンパクトクーラー」
「コンパクトクーラー」の利用シーン。バッテリー駆動を生かしてキャンプなどでも使える

 「コンパクトクーラー」は、工事不要で設置でき、周囲より約10度低い冷風を出す、いわゆるスポットクーラーだ。共通バッテリーを4個搭載して2時間ほど動かせる他、ACアダプターも付属する。重量は約9.2kg(バッテリー1個の時)。直販価格は6万9795円。

扇風機

 扇風機は、バッテリー1個で最長約20時間動作する。災害発生時やキャンプを想定してLEDライトも搭載した。直販価格は9009円。

「ポータブル保冷温庫」は7月発売

 「ポータブル保冷温庫」は、-18度の冷凍保存から60度の保温まで対応するオールシーズン仕様。容量が9L、25L、35Lの3タイプがあり、9Lは共通バッテリー1個、他の2タイプは2個を搭載できる。3タイプいずれも7月に発売予定だ。

ポータブル電源とソーラーパネル

 ポータブル電源は、リン酸鉄リチウムイオン電池を使用したもので、容量によって409.6Wh(600Wクラス)、1024Wh(1200Wクラス)、1792Wh(2400Wクラス)の3タイプをそろえた。出力はAC100V、USB Type-A、Type-C、DC5521。直販価格は409.6Whの6万4746円から。

ポータブル電源は3タイプ

 ソーラーパネルは、60Wと100Wの2タイプ。5種類の端子を備え、ポータブル電源やポータブル保冷温庫は直接接続して充電することも可能だ。折り畳んで持ち運べるハンドルも付いている。価格は1万7820円から。

 この他、リュックなどに取り付けて歩きながら発電できる「ポータブルソーラーパネル」(7.5W、10W)も用意した。価格は3960円から。

ソーラーパネルとポータブルソーラーパネル

 山善は「今後もアイテムを増やし、3年後にシリーズ全体で売上20億円を目指す」としている。

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