中国miHoYoが開発・運営するゲーム「原神」は、20年からスマートフォンやPlayStation 4/5、PCなどで配信しているが、実はSwitch版のリリースも同じく20年に発表していた。Switch版の公式サイトなども開設しているが、発売時期は未定。先述のうたプリや白猫とは少し状況が異なるものの、続報の発表が待たれる状態だ。
また、音沙汰がないわけではないが、レベルファイブのゲームソフト「イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード」も発売を心待ちにしているユーザーが多い作品だろう。こちらは初報が出たのが16年で、8年以上開発が続く状況だが、発売日は現時点でも未定だ。
しかし、同作は24年3月にはSwitchにて体験版を配信開始。5月時点で100万ダウンロードを記録しているという。レベルファイブの日野晃博代表は公式ブログで自ら同作の情報発信をしており「今回のイナズマイレブンは絶対に失敗したくない」と語るなど、同作にかける思いはかなり大きい様子。製品版では、その思いがどのような形でユーザーのもとへ届くのか、期待が高まるところだ。
今回のNintendo Directでは、24年後半に発売予定のゲームソフトを中心に紹介していた。そのため、今回の番組で紹介されなかった作品や、現時点で発売時期未定の作品は、25年以降の発売となる可能性が高い。
一方で任天堂は24年5月、「Nintendo Switchの後継機種に関するアナウンスを今期中に行う」とも発表している。現時点ではSwitchとその後継機に互換性の有無、後継機の発売時期などは分かっていないが、いまだ発売日未定であるSwitchソフトに対しては「もしかするとSwitch用ソフトとして発売しないのではないか?」と考えてしまうのが、ユーザー目線での正直な感想だ。
果たして、各ソフトの発売時期が決まるのが先か、それともSwitch後継機に関する情報が出るのが先か。24年下期以降も、各ゲームメーカーの動向に注目していきたい。
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