早速、エレキソルト スプーンを試してみた。本体サイズは幅約250×奥行き38×高さ25mmで、約60g(電池含まず)。電池や電気回路などが入るため持ち手は太くなっている。持ち手の背面とスプーンのくぼみに電極があるため、背面の電極に触れるように持つ必要がある。あとは電源スイッチを入れてランプが点灯すれば準備はOK。なお電流の強度は4段階で設定できる。
実際に無塩カレーを食べてみた。トマトの酸味や甘味などで構成された塩分不使用のレトルトカレーだったが、エレキソルト スプーンで食べると、うま味がワンランクアップしたように感じられた。そして電源をオフにすると、おいしさは明らかに半減した。
さらにカレーへわずかな塩を振って食べ比べてみると、さらなる違いに驚かされた。もともとの無塩カレーのおいしさを1とすると、エレキソルト スプーンで食べると感覚的には3になる。塩を振ってスプーンを使わずに食べると5ぐらいになり、エレキソルト スプーンで食べると10になるような味わいの変化があった。
試食したカレーはもともと塩分がないが、エレキソルト スプーンを使うと食材に含まれるうま味部分だけがわずかにアップするイメージ。それに対して塩を入れたカレーはその塩味が一気に強調され、スプーンを使うとカレーの完成度が数倍に膨らむイメージだ。
実際に使ってみて発見したのは、強くなるのは塩味だけではないこと。味の輪郭がはっきりするため、甘味やうま味も強くなったように感じられた。これなら減塩メニューもよりおいしく食べられそうだ。
さらにエレキソルト スプーンは4段階で電流値を調整できるため、だんだんと下げて行くことでゆっくり減塩食に慣れる、といった使い方もできる。
工事いらず、4万円の「ポータブルクーラー」で部屋はどのくらい冷やせるか? 検証してみた
一人暮らし専用、パナの食洗機「SOLOTA」の実力を検証してみた
タカラトミー「究極のおにぎり」を料亭出身の料理人と試したら? さらに美味しくするプロの技に脱帽した
家電メーカー、円安のダメージは? 現状と対策を聞いたCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR