家電製品の値上げが続いている。
きっかけとなったのは2020年頃から発生した半導体不足と、22年初頭から始まった大幅な円安だ。
17年頃からずっと110円前後で推移していた米ドル/円の為替は21年末の115円前後から一気に変動。22年10月には150円超まで円安が進行した。現在は少しもどしているものの、23年12月末現在では142円とまだ、かなりの円安が続いている。22年にはこの円安の煽りを受けて家電の値上げが続いた。
そこで各社の決算発表などを元に、23年の家電製品の売り上げ動向と、各社の対策について取材した。
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