バンダイは7月1日、1990年代後半に一大ブームを巻き起こした「ハイパーヨーヨー」の新シリーズとして、「ハイパーヨーヨーアクセル」全9種を20日から販売すると発表した。価格は各1980円。
本体を手に持った状態でも回転するという、新しい動きを実現したヨーヨー。従来はシャフト(軸)中央に1つしかなかったメタルベアリングに3カ所に増やし、「アクセルディスク」と呼ばれる両サイドのパーツが独立した構造にした。
新構造は日本と米国で特許を出願済み。手に持ったまま紐を引いて回す新トリック(技)「アクセル・スピン」が可能になるなど、遊びの幅が広がるとしている。また、これまでヨーヨー初心者の最初の壁となっていたトリック「ロング・スリーパー」の習得が安易になるという。
この他、「ハンドスピナー」のように時・場所を選ばず楽しめるフィジェットトイ(手持ち無沙汰な時に遊べる暇つぶし用の玩具のこと)としても遊べるとしている。
7月以降、月刊「コロコロコミック」で読み切り漫画「ハイパーヨーヨーACCEL」を掲載するなどメディアミックス企画も展開する。また「コロコロオンライン」では、「超速スピナー」「キメルのYOYO!」といった過去のブーム時に連載していた漫画作品を初めて配信するという。
ハイパーヨーヨーは、1997年(平成9年)に発売され、各地で売り切れが続出するなど一大ブームに。その様子がテレビ番組などでも報じられ、社会現象ともいわれた。2000年代に発売した新シリーズを含め、これまでに全世界で累計3000万個を販売している。
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