ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

農林水産省、「天穂のサクナヒメ」とコラボ 原作ゲーム登場時に「農水省サイトが攻略Wiki」といわれた“ご縁”で

» 2024年06月28日 13時54分 公開
[ITmedia]

 農林水産省は6月28日、テレビアニメ「天穂のサクナヒメ」と正式にコラボすると発表した。企画の詳細は、農林水産省が開設したコラボ特設ページやアニメ公式SNSなどで順次公開する。

 アニメ「天穂のサクナヒメ」は、農作物の豊穣を司る神サクナヒメが、米作りを通じて成長し、鬼たちに立ち向かうアクションストーリー。原作は、2020年にマーベラスから発売されたゲームで、「田起こし」「種籾選別」など米作りの工程がリアルに描かれ、「農林水産省の公式サイトが攻略Wikiになる」などとプレイヤーの間で話題になった。

 農林水産省は「このようなご縁もあり、この度のテレビアニメ化にあたり、正式にコラボする運びとなった」と説明。今後、こども霞が関見学デーや、消費者の部屋特別展示、BUZZ MAFF動画、広報Webマガジン「aff」 7月号掲載、省公式SNSなど、多数のコラボ企画を予定しているという。

 アニメ「天穂のサクナヒメ」は、7月6日からテレビ東京などで毎週土曜日に放送予定。なお、制作を担当するP.A.WORKSは、アニメ化に備えて社内で稲作を行っており、2023年は豊作だったと報告している。

発売当時、話題になった原作ゲームの稲作描写。ゲームは世界累計150万本を売り上げ、「令和の米騒動」などといわれた

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.