電源投入後、最初は25℃を示していた水温計の数字はみるみる下がり、3分後には12℃、5分後には6℃になりました。
マットはもう冷え冷え。中に氷水が通っているようなものなので、当然といえば当然ですが、これでは冷たすぎて寝られません。呆然として眺めていると、マットの表面に結露が……。どうしてこうなった。
ただ、この失敗を通じていくつかの知見を得ました。まずマットのかなり端に近い部分まで、ちゃんと冷えることが確認できました。ポンプの駆動音もほぼ聞こえません。その点では安心して寝られそうです。
結局、保冷剤をいくつか取り出し、水を足して水温を15℃程度まで上げ、さらにマットの上にタオルを2重に敷いて就寝しました。この日は熱帯夜でしたが、普段は冷房27℃設定のエアコンを、除湿(28℃)に変えても問題なく就寝できました。
起床後にモバイルバッテリーを確認したところ、残量表示はまだ1つ光っています。1万mAhあれば一晩は問題なく使えるでしょう。
もっとも、水冷マットが朝まで冷えていたかというと、それは違うようです。ポンプは動いていて、水は流れ続けているものの、水槽内の保冷剤はふにゃふにゃ。水温は26℃まで上がっていました。
暑さで起きたわけではないので、水が巡る分はちゃんと涼しかったのでしょう。それでも、冷えた状態がどれだけ続くのかは気になるところ。次は冷たさの持続時間を調べてみます。
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