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ChatGPT規約違反で「AIゆういちろう」休止 Geminiに変えて再開へ 政策聞けるAI bot

» 2024年08月02日 08時13分 公開
[ITmedia]

 衆議院議員の玉木雄一郎氏(国民民主党代表)は8月1日、ChatGPTのAPIを使い、自身の政策などについての質問に回答できるサービス「AIゆういちろう」を休止した。「ChatGPTのAPIの規約上、政治キャンペーンへの利用ができないとOpenAIから指摘を受けた」ためという。

 今後、LLMをGoogleの生成AI「Gemini」に変更し、近日中に再スタートする予定だという。

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 AIゆういちろうは、玉木氏の過去の国会での発言などを学習させたChatGPTベースのAI bot。テキストか音声で入力した政策についての質問に回答できるサービスとして、7月8日に公開した。

 ただ「プロンプトを調整すれば、政策に無関係な質問でもChatGPTの回答が得られる」と話題になり、そうした利用を試すユーザーも相次いだ。

 そのためもあってか、運用開始から8日で12万件を超える利用があり、「API利用料が10日で12万円を超えた」として運営資金への支援を募っていた。

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