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6年ぶり登場、光学60倍ズーム「LUMIX FZ85D」でスマホでは難しい写真を撮ってみよう荻窪圭のデジカメレビュープラス(5/7 ページ)

» 2024年08月03日 13時45分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 FZ85Dはカメラに詳しくない人でも気軽に超高倍率を楽しめるカメラなので、今回は基本的に「iA」モード、つまりカメラおまかせのフルオートで撮っている。

中望遠で人物をiAモードで。瞳を見つけ、自動的にポートレートセッティングとなった(76mm相当 1/200秒 F4.4 ISO80)

 せっかくなので1200mmも。先ほどの広角端と望遠端の比較で使った、望遠端の方の写真だ。

超望遠で80mほど離れて。真夏に池越しに撮ったのでちょっともやっとしてるけどここまで寄れる(1200mm相当 1/250秒 F5.9 ISO80)

 1200mmあればあれだけ遠い人もここまで寄れるわけである。

 ただ、イマドキのハイエンドスマホは画質もいいので、こういう高倍率ズーム機が活躍するのはどうしても望遠系になる。

 なので望遠ものをいってみよう。

 まずは望遠向きの被写体といえば、鳥。カルガモ。

池にいたカルガモ一家(1200mm相当 1/500秒 F5.9 ISO320)

 最短撮影距離は望遠端で1.5mだが、超望遠パワーでここまで寄れる。セミである。

セミを見つけたので望遠でぐぐっと寄ってみた(1200mm相当 1/125秒 F5.9 ISO250)

 夏なのでヒマワリである。これは183mm相当。

ヒマワリ(183mm相当 1/400秒 F5.5 ISO80)

 料理はさすがに超望遠で撮るものじゃないので66mm相当で。iAモードでちゃんと料理と認識されていい感じに撮ってくれた。トマトとベーコンのパスタ。

自動で料理と認識していい感じに調整してくれた。超高倍率ズーム機でもコンパクトなのでさっと料理を撮るのもよし(66mm相当 1/80秒 F4.2 ISO800)

 そして、超望遠カメラを持ったら誰でも撮りたくなるのが月。

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