ゲーム展示会「東京ゲームショウ2024」のDiscordブースにて、9月26日に開催予定だったトークセッションの内容が変更されたことが24日までに判明した。もともと、ゲーム「Palworld/パルワールド」を開発・運営するポケットペア(東京都品川区)との対談を予定していたが、ポケットペアから辞退の申し出があり、登壇者を変更したという。
13日の発表では、マルチプレイゲームの未来をテーマにDiscordとポケットペアが語るとしていたが、23日に公開した自社ブログでは登壇者を変更。テーマは同じく「マルチプレイヤーゲーミングの未来を構築」としているものの、Kadokawa/ファミ通グループ代表の林克彦さん、ソニープレイステーション製品開発担当シニアディレクターの稲垣健さんを登壇者に挙げている。
この件について、Discordの広報担当に問い合わせたところ、当初予定していたイベント内容を変更したと回答。ポケットペアから「メインステージへの登壇をやめる」との連絡が来たことを明かした。なおブログで登壇者として挙がっている林克彦さんについてはもともとモデレーターとして参加を依頼しており、稲垣健さんについても調整中だったと説明した。
ポケットペアを巡っては、19日に任天堂とポケモン社が「パルワールドが複数の特許権を侵害している」として訴訟を提起。これを受け、ポケットペアは同日に「現時点では当社は訴状を受領しておらず、先方の主張や侵害したとする特許権の内容等について確認できていない。そのためパルワールドの運営及び提供についても、中断や変更の予定はない。訴状を受領次第、必要な対応をする」などと声明を出していた。
【訂正履歴:2024年9月25日午前11時 記事掲載当初、タイトルで「パルワード」と記載していましたが、正しくは「パルワールド」でした。お詫びして訂正します】
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