センサーはマイクロフォーサーズで2520万画素。像面位相差AFを採用しつつ、読み出し速度を高速化し、ローリングシャッター歪みの低減や高速連写を可能にした。
G9 IIと同じセンサーか、そのマイナーチェンジ版と思われる。面白いのは、G9 IIの仕様では「Live MOSセンサー」、GH7では「裏面照射型(BSI)CMOSイメージセンサー」になっていること。「Live MOSセンサー」という呼称はもう使わなくなったのかも。
ともあれ、積層型センサー機ほどではないが、歪みはあまり気にならなくなった。
被写体検出AFもG9 IIやS5 IIと同等に進化しており、人間や動物の他、列車やバイク、飛行機なども検出する。
被写体検出AFを使い、AF-Cで撮影した電車。招き猫ラッピングだったけど、車体の目や鼻には目もくれず、ちゃんと列車のフロント部分を捕まえてくれた。
動画がメインのモデルだが、基本的にはデジタルカメラであり、上から見ると動画に特化してるわけじゃないのが分かる。深いグリップの上面にはドライブモードや撮影モードダイヤルがあり、そこは普通のハイエンドミラーレス一眼だ。
ただ、赤い動画撮影ボタンと、その上にオーディオ情報表示ボタンがある。動画撮影ボタンは押しづらい位置だと感じたが、撮影モードを動画にするとシャッターボタンでも録画できる。これはよい。
オーディオ情報表示ボタンを押すと、画面にオーディオ関連の設定とレベルが表示され、撮影前にオーディオのチェックを行うことができる仕様だ。
背面はフォーカスモードレバーとAFモードボタンが一体化したLUMIXならではのデザイン。
ボディのデザインや操作系はGH6と同じと思っていい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR