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ガチ動画カメラの静止画性能は? パナソニック「GH7」を試す荻窪圭のデジカメレビュープラス(4/6 ページ)

» 2024年09月29日 13時30分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 超広角レンズの8-18mmF2.8-4.0はコンパクトな超広角レンズ。

GH7に「LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm / F2.8-4.0 ASPH.」を装着。超広角ながらコンパクトで扱いやすい

 チルトフリーアングル式のメリットを生かしてこんな真上から超広角写真を撮ってみた。

招き猫群を真上から極端な遠近を生かして撮ってみた(8mm-18mm 8mm 1/60秒 F4.0 +1 ISO400)

 広角で動画を撮りたいとき、手ブレ補正を強にすると画角が約1.25倍と少し狭くなるので、超広角ズームは動画時もメリットが大きい。

 連写は像面位相差AFが使えるようになったことと、センサーからの読み出し速度が高速になったことで、AF追従で秒60コマを達成(AF固定なら秒75コマ)。プリ連写も使える。

連写2の設定。電子シャッターを使い、プリ連写で秒60コマの撮影ができる。AF-Cモードにしていたので秒75コマの設定はグレーアウトしている

 障害馬術競技を撮ってみたが、障害を越える瞬間を完璧に捉えてくれた。

秒60コマで障害馬術競技を撮影
電子シャッターで高速連写した中のヒトコマ(35-100mm 100mm 1/1000秒 F2.8 +0.66 ISO125)

 被写体検出AFやAF-C時の追従性能はいち早く像面位相差AFを取り入れた他社のハイエンド機に比べるとやや不安定なところもあるが(特に暗所で感じた)、かなり快適だ。

 昨今のパナソニックのカメラといえば、画作り。

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