と、プロ仕様の動画撮影機能を強化した本格的なカメラであるが、ここではいつものようにデジタルカメラとしての側面をチェック。
基本ISO感度はISO100で、最高でISO25600。
とりあえずいつものガスタンク。レンズは標準ズームの12-60mm F2.8-4.0。
GH7に「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.」を装着。F値を可変にしたからか、高性能な割にコンパクトに収まっているのがいいディテール描写もすぐれている。iダイナミックレンジをオフで撮影したからかコントラストは高め。
では感度を上げてみる。
ISO3200で夜景。F8まで絞り、1/8秒で撮影した。
さらに高感度に。ISO12800まで上げて、室内の猫を。
レンズは35-100mm F2.8。35-100mmというのは35mmフルサイズでいう70-200mmm相当の画角になる。
被写体検出は動物で。マイクロフォーサーズ機としては高感度ながらディテールまでしっかり出ていてよい。
マイクロフォーサーズ機はセンサーサイズが小さいので高感度に弱いと思われがちだが、昔に比べるとかなり性能は向上している。GH7はボディこそ大きめだが、レンズがコンパクトに収まる分、非常に使い勝手がいいのだ。特に35-100mmでF2.8のレンズがこのサイズに収まったのは良い。
35-100mmはポートレートにもいい。フルサイズ機ほどの大きなボケは期待できないが、ナチュラルでいい感じ。日陰だったが肌色も自然に出ている(35-100mm 57mm 1/250秒 F2.8 ISO100)100mmでF2.8なのでボケもそれなりに楽しめる。
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