米Googleは10月3日(現地時間)、検索サービスで提供している「AI Overview」(日本では「AIによる概要」)と、画像認識検索ツール「Googleレンズ」の検索結果に広告を表示すると発表した。
いずれも5月に予告していたものだ。
AIによる概要の広告は、まずはモバイルユーザー向けに米国で展開する。Googleレンズの広告も、まずはモバイルユーザー向けに、“一部の国”(日本が含まれるかどうかは不明)で年末までに展開する。
AIによる概要は、検索クエリの回答をAIがテキストに要約し、検索結果ページのトップに表示する機能。このAIによる概要のスペース内に、クエリと回答の両方に関連する検索広告とショッピング広告が表示されるようになる。
例えば「デニムについてしまった植物のシミの落とし方」のAIによる概要の下に、家庭用洗剤や染み抜き剤の広告が表示される。
Googleレンズは、カメラに撮したものを検索する機能。Googleによると、毎月約200億回使われており、そのうち20%がショッピング関連という。
年末までに一部の国で、Googleレンズの検索結果の上と横にショッピング広告が表示されるようになる見込みだ。
いずれの広告にも、Google検索結果の広告同様に「Sponsored」ラベルが付く。
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